こんにちは。ADHDのすみれです。
埼玉県にある角川武蔵野ミュージアムに行ってきたので、現地の写真付で感想を書きます。
『紅白歌合戦』でYOASOBIさんが歌唱したところで、見たときからずっと行ってみたかったのです。
滞在時間があっという間に感じるくらい楽しめたので、こんな方におすすめします↓
角川武蔵野ミュージアムをおすすめの方
- 本好きの方
- アート好きの方
- 非日常空間で気分転換したい方
- 障害者手帳をお持ちの方
私は平日に行ったのですが、混んでいなくて快適に過ごせました。
では、基本情報と印象に残ったフロアを中心に感想を書きます。
角川武蔵野ミュージアム:基本情報
アート、文学、博物のジャンルが一緒くたに味わえる異色の空間。
独創的な建物のデザインは、世界的建築家の隈研吾氏が手掛けています。
埼玉県の所沢市にあり、最寄駅は東所沢駅。駅から10分ほど歩くと着きます。
道順はカンタンで、東所沢駅を出たら右に直進して、最後に左に曲がるだけなので、迷わず行きやすいです。
角川武蔵野ミュージアム:チケット
チケットはこのようにわかれています。
- フロア毎のチケット
- 複数フロアが回れるチケット
今回は初めてきたので、3F以外の全館を回れる1dayパスポートを購入しました。
【障害者割引について】
障害者手帳があると、本人半額・付添1名が無料です。
障害者割引を受けたい場合、当日券を窓口で買います。障害者手帳を持参するのをお忘れなく!
角川武蔵野ミュージアム4F:本棚劇場とブックストリート
高さ8Mの巨大本棚が圧巻の本棚劇場。YOASOBIさんが紅白で歌ったのはまさにココ。
1時間に3回の頻度でプロジェクションマッピングが上映されます。
本棚劇場はそのままブックストリートに続いています。
普段、本屋さんでは見かけないさまざまなジャンルの本が並んでいて、読んでみたい本がたくさん。本好きにはたまらない空間です。
角川武蔵野ミュージアム1F:浮世絵劇場
江戸時代の浮世絵がテーマのデジタルアートに360°囲まれます。
巨大な映像空間に侵入することなんてなかなかないので、非日常感がすごい!
ひと上映30分なのですが、衝動性が強い私はじっと観ているのが苦手で、10分くらいで次のコーナーに進んでしまうという_(┐「ε:)_ホントハゼンブミタイ
角川武蔵野ミュージアム5F:SACULA DINER
ランチはSACULA DINERでいただきました。
地場野菜を中心とした食材がウリのイタリアンレストラン。内装や食器にもこだわっていて、目でも楽しめます。
ランチの価格帯は1,300円から2,200円。
夫は1,400円のパスタランチ。サラダがセットでついてきます。
私は1,300円のスープランチを注文(サラダとパンがセット)。
玉ねぎの自然な甘みを感じるポタージュがすごく美味しい!
量はお上品な量なので、男性には足りないかも。夫は腹5分くらいでした。女性のなかでは量を食べる私にとっても腹5分くらい。
角川武蔵野ミュージアム4F:アートギャラリー
今回いちばん心に残った展示が、アートギャラリーの一角に合ったこちらのアニメーション。
刻々と変化していくデジタルアートのうえに文字を映し出しながら、インドでハゲタカが死滅した理由を淡々と解説していくのですが、なかなか考えさせられる内容でした。
インドでハゲタカが死滅したのは、ひと言でいってしまえば人間のある行いのせい。
人間の行いは、ときに自然の摂理に反していて業が深いものがありますが、背景には貧困などやむを得ない事情があることも。
インドを貧困に追いやったものは何なのかを考えたときに、日本含め世界のあらゆる場所がバタフライエフェクト的に作用していて、特定地域のみの問題ではなかったりする、そんなお話でした。
他にも心惹かれるアートがたくさん。
角川武蔵野ミュージアム:また行きたくなる空間
角川武蔵野ミュージアムは、さまざまな種類の展示があるので、飽きずに回れるのがおすすめポイントです。
また、はじめての場所に行き、はじめてのものに触れることは、うつ病に効くと実感(外出は、うつ病が回復傾向の方にはおすすめ。まだ重い方はご無理なさらず)。
そして、本を読んだりアートを見たりするときって、自分が発達障害者であることが関係なくなる時間なんです。そういう時間が今の自分にはとても大事。
今回、展示の入れ替え作業中で3Fと5 Fが観られなかったのが心残り。本も読み耽りたいので、また行こうと思います。
施設のスタッフさん、飲食店のスタッフさん、皆さん感じの良い接客で気持ちよく過ごせました。
非日常空間でリフレッシュできるので、気になる方はぜひ訪れてみてください。