【ADHDの書類整理術】ADHDの私でも実践できた方法を3ステップで解説

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こんにちは。ADHDのすみれです。

ADHDにとって書類整理は難易度が高く、ついつい先延ばしにしてしまいますよね。

書類の種類もたくさんあるので、どうわけるか試行錯誤しているうちに、ただ散らかして終わってしまったなんてことも。

私も書類整理が苦手なADHDのひとりですが、数年かけて自宅での書類整理の方法が定まったので、まとめます。

手順はぜんぶで3ステップ。

ステップ1
期限のある書類と保管用の書類に分ける

ステップ2
期限のある書類の整理

ステップ3
保管用の書類の整理

大事なのは、大量の書類の山から期限のある書類をあぶり出すことなので、ステップ3は後回しでもOKです。

完璧主義が発動して、細かくキレイに分類することにとらわれると進まなくなってしまうので、本来の目的を忘れずに進めましょう!

ADHDの書類整理術ステップ1:期限のある書類と保管用の書類に分ける

まず、書類を期限のある書類と保管用の書類の2種類に分類するのが書類整理のポイントです。

書類探しで何が大変かというと、保管用の書類の束から期限のある書類を探すこと。

保管用の書類は、期限がなく放っておいても困らないので、極論まとめて保管しておけば良し。

期限のある書類を独立させておくだけで、書類探しがぐんと楽になりますよ。

①期限のある書類とは

自分がアクションを起こさねばならない書類です。

  • 国民健康保険料の請求書
  • 光熱費の請求書
  • 自治体から給付金支給を受けるための申請書
  • 開くのが面倒で開かない郵便物 など

保管用の書類から独立させておくことで、普段、期限のある書類ボックスにだけ注意を払えばいいので、書類の山に埋もれてやり忘れが減ります。

②保管用の書類とは

別段やることはないけれど、保管しておいたほうがいい書類です。

  • 家電の取扱説明書
  • 賃貸の契約書
  • 病院の領収書
  • 保険証書 など

これらは、期限のある書類のように期限に追われるわけではないので、普段気にかけておく必要がありません。

③仕分けする際のポイント

大量の書類を一箇所に集めて、期限のある書類と保管用の書類にひたすら分けます

このとき大切なのは、期限のある書類と保管用の書類に分けることだけに専念すること。

この段階で、さらに細かい分類をしようとしたり、もういらなくなった書類を判別して捨てようとしたりすると、一気に作業スピードが落ちます。

細かな分類は、期限のある書類と保管用の書類に分けたあとにやると、脳みそがバグらないのでおすすめです。

ADHDの書類整理術ステップ2:期限のある書類の整理

ステップ1で仕分けた期限のある書類をさらに整理していきます。

①いらない書類を捨てる

もう申込期限が過ぎてしまったものなど、不要になった書類を捨てます。

②すぐ処理する必要がある書類をピックアップ

残った書類のなかで、すぐ対応すべきものを洗い出し、支払いが必要なものはカバンに突っ込みます。

記入が必要な書類は、食卓や机の上など頻繁に使う場所に置いておいて、奇跡的に気力が湧いたときに処理します。

③残りは保管

残りは、期限のある書類専用の入れ物を作って保管します。

いずれまた支払いなどの期限が到来するので、普段目にとまるところに置いておくといいですね。

ADHDの書類整理術ステップ3:保管用の書類の整理

ステップ1で仕分けた保管用の書類をさらに整理していきます。

①いらない書類を捨てる

もう捨ててしまった家電の取り扱い説明書や、以前住んでいた家の賃貸契約書など、いらないものを捨てます。判断に迷うものは、無理に捨てずにとっておくのが無難です。

②必要なものには個別にファイルを作る

量が多かったり、重要だったりする書類は、個別にファイルを作ります。

私は通院関係の書類が多いので、「通院」と書いた紙のボックスを独立して作りました。

また、保険証券のような重要書類は、「重要書類ボックス」を作ってまとめて入れておくと安心です。

私が個別ファイルとして使っているのがこちら。

使い勝手がいいのでおすすめです。

③残りは保管

個別にファイルするまでもない保管用の書類入れを作って保管します。

保管用の書類は量が多いので、段ボール箱にぶっ込んでおくとかでもOK。

この箱さえ探せば、目当ての書類がある!という安心感が大事です。

ADHDの書類整理術まとめ:まずは期限のある書類のあぶり出しに専念しよう

書類は日々降り積もっていきますが、そのなかでアクションが必要な書類は少ないですよね。

書類の山のなかから、期限のある書類を別に保管しておくだけで、ADHDにとっては優勝です。

書類を細かく分類することに夢中になると、肝心の期限のある書類の処理に割く気力がなくなってしまいます。

まずは期限のある書類を発見して、処理するのを優先します。そのあと余裕があれば、ステップ3の保管用の書類の分類をしていきましょう。

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