
こんにちは。ADHDのすみれです。
一年の中で最も苦手とする季節、梅雨がやってまいりました......。
毎年、梅雨になると以下のような症状が出ます。
- 朝起きると頭が重い、頭痛がする
- 首や肩が痛む
- PCやスマホを使うと気持ち悪くなる
- メンタルの調子が崩れる
この梅雨どきの体調不良は、気象病と呼ばれています。
梅雨は気圧の変動が激しく、これにより自律神経のバランスが乱れて、頭痛やだるさなどの気象病の症状が出やすくなります。
発達障害者は、この気圧変化や湿気への感覚が過敏な傾向があるため、より体調を崩しやすいと考えられているのだそうです。
しかし、「五苓散(ごれいさん)」という漢方薬のおかげで上記の不快な症状が半減したので、どのようなものかご紹介したいと思います。
発達障害と梅雨の体調不良への対策:五苓散とは?
五苓散(ごれいさん)は、体内の水分バランスを調整する効果のある漢方です。
体内の水分バランスの乱れが原因で起こる不調があるときに飲むと良いそうです。
・気象病(天気痛)の症状が出始めたとき、または出ると予測されるとき
・二日酔いで頭痛や吐き気があるとき
五苓散を飲むタイミング
五苓散は、症状が出る前、または症状が軽いうちに飲むと効果的です。
漢方薬は、症状が重くなってしまう前に服用を開始する方が、効き目を感じやすいことが多いからです。
実際に私も、症状ががっつり出てから飲むよりも、予防的に飲んでいるときの方が効果を感じました。
飲まなかったときに比べて、しんどさが半減したり、頭痛が出ずに済んだりするのです。
服用するタイミングは、食前または食間です。
私の場合は、梅雨の時期には1日に2回、五苓散を飲んでいます。
五苓散の入手方法
私は通院している精神科でツムラの五苓散を処方してもらっています。
もし、通院先が漢方薬も取り扱っているならば、処方してもらえるか相談してみても良いかもしれません。
通院せずに今すぐ飲みたい場合は、ドラッグストアやネットでも購入できますよ。
発達障害と梅雨の体調不良への対策:終わりに
気象病への対策として、規則正しい生活リズムや適度な運動、バランスのとれた食事なども挙げられていますが、発達障害者にとっては「それができたら苦労しないよ」って感じだと思うんです。
服を買いに行くための服がないみたいな。
そのため、まずは五苓散を飲んで体調不良を軽減させることで、その他の対策にも取り掛かりやすくなるのではないかと思います。
何とか梅雨を乗り切っていきましょう!